◆ 協会に関して
- 会長挨拶
- 『ボランティアの本質』 令和2年3月吉日
日頃、皆様方には一般社団法人板橋区陸上競技協会にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。 現在、私たちは“有償”ボランティアとして一般社団法人板橋区陸上競技協会の運営に携わっておりますが その根底にあるもの(奉仕)についてもう一度“純粋な”ボランティアに立ち返って考えてみたいと思います。 『奉仕』の基本理念は、知恵のあるものは知恵を、力のあるものは力を、お金のあるものはお金をそれぞれ出し合って、同じ志のもとに役立つことをすることです。 お互い協力して成し遂げる活動の中で各人のアイデンティティーが異なる場合でも、目的が一つであればどのような形であれ、それぞれの志に対しその根底にある理念を高めあう方向性を持続することが大切です。 昨今、ボランティアとして様々な活動が行われていますが、ボランティア本来の意味を忘れ『奉仕』と『サービス』を混同した活動が多く見受けられます。 『サービス』とは労働の対価を得る中で行われる作業であり法の制約を受けるものです。ボランティアの基本理念である『奉仕』の精神をわすれないようにしたいものです。 “無償の”ボランティアではなく、交通費・食糧費を含んだ謝金を支給される“有償”ボランティアの真の在り方について、東京オリンピック開催を機にプロイベント等との比較も含めて再考してみる良い時期かと思い綴りました。 これからの地域スポーツ団体の生き残りと発展は、団体運営に携わる“有償”ボランティアの育成と競技経験者の御礼奉公(少々古い表現ですが)に負うところがカギとなります。今後とも皆様のご理解ご協力をいただき、より良い協会運営を目指して努力する所存です。
一般社団法人 板橋区陸上競技協会
会長 豊泉和男
- 一般社団法人板橋区陸上競技協会
- 役員
- 公認審判員